ミニクルーザーとは
街で乗るのに最適なスケートボード「ミニクルーザー」
ミニクルーザーとは小さなサイズのクルーズ(巡航)用のスケートボードです。
最近では、若い人の間で人気で街中でミニクルーザーを乗る人も多くなってきています。
スケートボードとミニクルーザーの違いとは
一般的にスケートボードは、クルーザー、木の板に4つの車輪がついたスケートボード全般のことを指し、クルーザー、ショートデッキ、ミニクルーザーに分類されます。それぞれ特徴がありますが、ミニクルーザーはスケートボードの中でもクルーズ(巡航)に向いており、携行性に優れたものを指します。
ミニクルーザーの特徴は?
1.走光性が高い
ミニクルーザーは、走光性が高くなるように設計されています。
走光性が高いということは、少しの段差や悪路でもガタガタせずある程度スピードが出ても安定して走ることができます。
2.携行性に優れている
木製のスケートボードは、それなりに重量がありますが、ミニクルーザーの場合は、プラスチック製のものが多く、軽量なのが特徴です。
そしてサイズも小さいので手で簡単に持ち運べるのもミニクルーザーの魅力の一つです。
3.周りのものを傷つけない
プラスチック製のミニクルーザーは通常デッキテープがついていません。
デッキテープとは、ショートデッキなどに貼られている黒いザラザラしたもので、これは服や荷物と擦れると傷つきますが、ミニクルーザーの場合は、プラスチックの凹凸を利用して滑り止めの役割をしているので、周りのものを傷つけることがありません。
ミニクルーザーの値段や相場は?
ミニクルーザーでプラスチック製のものは10000円〜12000円が相場です。
ウッドデッキのもので、コンプリート品の場合は15000円前後が相場です。
ミニクルーザーブランド別おすすめアイテム
ここからは、ブランド別のおすすめミニクルーザーをランキング形式でご紹介していきます。
機能性があるもの、おしゃれなもの、人気ブランドのものなどミニクルーザーは色々と種類があるので、ぜひ、お気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね。
ペニー(Penny)
ミニクルーザーの火付け役とも呼ばれているのがオーストラリアで誕生したペニー(Penny)です。あまりにも人気すぎて今ではプラスチック製のミニクルーザーのことを「ペニー」と呼んでいる人がいるくらい大ヒットをしたブランドです。

●ウィール : 59mm スーパーソフトウィール
●ベアリング : ABEC7
●トラック : 3.125インチ

●ウィール : 59mm スーパーソフトウィール
●ベアリング : ABEC7
●トラック : 3.125インチ

●ウィール : 9mm 78Aスーパースムースウィール
●トラック : 3.125インチ、90Aスーパーソフトブッシュ
●幅 : 約15cm
バナナボード(BananaBoard)
バナナボードは、アメリカのスケートボードシーンを支えてきたプロスケーターがプロデュースしたブランドです。他のブランドと比較して、デッキが厚く硬いのが特徴的です。そのため高速走行時も安定感があります。

●ウィール : 57mm
●テール: 8.3cm
●ノーズ: 8.3cm
ステレオ(stereo)
ステレオは、1992年、BLINDの看板ライダー「Jason Lee」とアーティストとしても有名な「Chris Pastras」が立ち上げたスケートボードブランドです。ステレオはショートデッキのスケートボードを多く出しているメーカーで、ミニクルーザーはバイナルクルーザーという名称で販売しています。老舗スケートボードメーカーだけあって作りもしっかりとしています。

●ウィール : 59mm
●テール: 8cm
●ノーズ: 6.5cm

グローブ(Globe)
グローブは、スケートボードだけでなく、サーフボードやアパレルも出しているオーストラリアの横乗り系ブランドです。プラスチック製のミニクルーザーはGlobe Bantam CruiserとGlobe Bantam STの2種類を出していて、それ以外にもウッドデッキの良いクルーザーを多く販売しています。

●サイズ:長さ 23×6インチ
●ベアリング:ABEC7
オールドスクールなテイストで、老若男女問わずなチョイ乗りミニクルーズー。

竹を強調したシンフルなテザインもおすすめ。

初心者向け!ミニクルーザーの乗り方は?
ミニクルーザーとはいえ、乗り方のポイントはスケートボードと一緒です。
軽快に街中を乗り回せるように、まずは3つの基本的な乗り方(進み方、止まり方、曲がり方)を身につけましょう!
まずは基本的なミニクルーザーの乗り方
1.前足をスケボーの前の方に乗せます(前輪のあたり)。
このとき、つま先は進行方向へ向いています。
2.次に後ろ足をスケボーの後ろの方に乗せます(後輪の上あたり)。
後ろ足は横向きに乗せます。つま先とかかとがボードからはみ出る感じです。
3.前足を横向きにします。
ミニクルーザーの基本的な乗り方はこの3ステップです。
両足が横を向いているこの状態がクルージングの足の位置です。地面をこぐとき以外はこの状態で乗ることになります。
また降りる時はこの逆になります。
ミニクルーザーの進み方
ミニクルーザーで足で漕ぐ時の動作を「プッシュ」と呼びます。
プッシュは前足をスケボーの上に乗せた状態(つま先は進行方向)状態で、後ろ足で地面を蹴って進みます。そして後ろ足を乗せて、前足の向きを変えましょう。
ポイントは重心の位置です。前足で体のバランスをとるようにします。
ミニクルーザーの止まり方
ミニクルーザーの止まり方は、後ろ足を下ろしてブレーキをかけるイメージです。
このときも後ろ足を下ろす直前に前足の向きを真っ直ぐに戻すようにしましょう。
ミニクルーザーの曲がり方
ミニクルーザーに乗りながら曲がるには、つま先に重心をかけると曲がることができます。逆に曲がりたい時はかかと側に重心をかけると曲がります。
ポイントは体勢を若干低くするとバランスがとりやすいです。
ミニクルーザーで街中をクルーズ(巡航)しよう!
ミニクルーザーについていかがでしたでしょうか?スケードボードのように乗れて、かつ持ち運びやすいのは良いですよね。
またデザインもおしゃれなものが多いから選ぶのにも大変そうですね。ぜひお気に入りのミニクルーザーを見つけて街をクルーズしてみてくださいね。